プーこどもクリニック 静岡県浜松市中区西伊場町の小児科・アレルギー科に対応する医院です。

プーこどもクリニックは静岡県浜松市中区西伊場町の小児科・アレルギー科に対応する医院です。アトピー性皮膚炎や子育てに関するアドバイスを行っています。


パパ、ママしっかりして
 

最後に、パパ、ママにお願いです。子供が素晴しい大人になるのもならないのも、すべてパパ、ママにかかっています。愛情を注いで育てていると思いますが、その愛情を間違っている人が多く、心配してしまいます。例えば、熱がある時に「いやがって頭を冷やさせてくれないんです」とか、「くすりをいやがって飲まないんです」とか平然と言う母親がいます。「今、この薬を飲まなくても、おそらくは病気の回復にやや時間がかかる程度で、まず命には別状ないでしょう。でも、もしこの薬を1日2回飲まなかったら死ぬ、となったらどうしますか?何としても飲ませようとするでしょ?お母さんが薬を飲ませるという習慣、必要なことはきちんと行うという態度、その訓練ですから、努力して下さい。いやがるからと言ってやめるのが、子供に対する愛情だと思ったら大きな間違いだと思います」と私はいつも話しています。いろいろ話したいこともありますが、素晴しい大人に育てていくという、親にしか出来ない喜び。いつまでも幸せな親子関係を築く努力は是非して下さいね。子供は未来なのです。


しつけについて
 

最近、学校での講演依頼に「しつけについて」というものがありましたので、その要旨をここに載せておきます。しつけ(躾)は、各家庭や地方によって違うと思いますが、字のごとく「身」を「美しく」飾るための社会で必要な礼儀や作法です。以下が参考になればと思います。

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こどもによく「怒られるからやめなさい」と言っていませんか?これはこどもに「怒られなかったら何をやってもよい」と言っているのと同じです。怒られないように、隠れてするようにならないためにも、何がいけないからしてはいけないのかを「わかるように教える」ことが必要です。そしてこどもの話をよく聞いてあげることです。

次にこどもは親のすることを真似るところからはじまります。別の言い方をすれば、親の生き方を見ています。バイキング料理で平気でお皿いっぱいの食べ物を残して帰る親や、信号無視をこどもといっしょにいても平気でする親を見ると、こどもがかわいそうに思ってしまいます。「親が手本を示す」ということはとても大切なことです。

第3には「ほめる」ことです。犬でもほめてしつけますが、犬と違うのは「こどもへの愛は無条件でなければいけない」という点です。犬には何か教えてそれができたらごほうびを与えるという方法をとりますが、こどもへはそのような条件付けはしません。たとえばオネショ(夜尿)を毎晩する子でも、たまたましなかった朝にはほめてあげることで、オネショが遠のくことはよく見られます。

最近の若い親は、こどもとお友達になっているような関係を持つことがよいと思っているようですが、それはそれでこどもがいくつになっても大切なことなのですが、こどもの前に立って歩き、こどもを導いてあげる姿や、こどもの後ろからこどもの進む道が間違わないように見守ってあげる姿は、もっと大切なのです。それが多少薄れてきているように最近思います。

こどもを中心にした、こどものための生活、それが育児だと思います。本来寝ていなければいけない時間に、こども連れてスーパーなどに来ている親子を見るこのごろですが、こどものことを思うとなんとも悲しくなります。


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