子どもを叱る時は、どうしても感情的になってしまいますね。私はいつも母親に次のように話しています。
1.『危険なことは叱る』:たとえば石を他人に投げつける、突き倒すなど怪我をするようなことに対しては叱る。
2.『やってはいけないことを決め、それをしたら叱る』:たとえば熱いアイロンに触ったらペンッよ、とかコンセントに触ったらペンッ、とか決めておいて、そうしたら叱る。
3.『道徳的に悪いことをしたら叱る』:たとえば人のものを盗むとか、人が持っている玩具を無理に取り上げるなど、は叱る。
以上3つの基本をいつも頭に入れておけば、たとえ引き出しをグチャグチャにしたりしたとしても、そういうことはやめようねぐらいですむはずです。泥遊びして衣服を汚したとしても、怒らなくなるでしょう。いつも怒っていると、母の日のお絵かきに、角の生えた顔を描かれるかもしれませんよ。
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