プーこどもクリニック 静岡県浜松市中区西伊場町の小児科・アレルギー科に対応する医院です。

プーこどもクリニックは静岡県浜松市中区西伊場町の小児科・アレルギー科に対応する医院です。アトピー性皮膚炎や子育てに関するアドバイスを行っています。

 

アレルギー関連

Q


卵製品を食べてもなんともないのに、卵そのものを食べると蕁麻疹(じんましん)が出ることがあります。出なければ卵製品でも食べていてよいのでしょうか?

 

A


卵そのものを食べると症状が出る人でも、卵製品だと大丈夫なことがよくあります。ひとつは製品化されているものは、加熱されていてアレルギーを引き起こす強さが弱まっている可能性があること、つぎに卵そのものよりも体内に入っていく卵の量としては少ないこと、などが考えられます。いつも食べていて大丈夫なものが、たまたま風邪気味のときに食べたら症状が出たということもよく経験します。製品化したものならある程度大丈夫というのであれば、次第に卵そのものも食べられるようになると思います。けっして焦って与えないように注意してください。
 

Q


アトピー性皮膚炎で保湿剤をよく処方されるのですが、あまり効果がないようです。塗ると赤くなったり痛くなったりするときもあります。保湿剤のことを教えてください。
 

A


アトピー性皮膚炎の治療の根本には、乾燥した皮膚を潤わせる「保湿」という大切なものがあります。かさかさが治ってくるとかゆみも減って掻かなくなり、皮膚がきれいになっていくというのはよく経験します。
「保湿剤」にはいろいろな種類がありますが、これまでオイルなど使ってみてよかったと思うのは、「ネリバス」という市販製品です。やや値段が高いのですが、なめらかでのびもよく、効果がありました。そこで同じような成分のものを自院で作り、試したところ安価で効果も使用感もそれほど変わらないことがわかり、現在ではこちらを使っています。使い方のポイントは、薄く塗ること=厚めに塗らないことにつきます。厚く塗るほうが効果的だと思う人もいるようですが、毛穴をふさいでしまうのか、熱く感じて掻いてしまう人が多いことを経験しましたので、どの軟膏もそうですが、薄く塗りましょう。塗り方の「実習」をしてお渡しするのが一番です。
保湿剤で傷があるところに塗ると痛かったり赤くなるものもありますので、そのようなときは主治医に伝えて、ちがうものを処方してもらうのがよいでしょう。
 

Q


アトピー性皮膚炎の治療に、漢方薬や鍼治療が効果あると聞きました。そちらでもやっていますか?

 

A


当院では、漢方薬や鍼灸といった東洋医学も治療の選択肢に取り入れています。どの治療法がもっとも適しているかを考えて選んでいますが、ご本人の希望も重要視しています。漢方薬がきらいな人に無理にすすめるようなことはいたしておりません。(笑)
漢方薬は「アトピー性皮膚炎」にはこれ、と決まっているわけではなく、ある人には腸の調子を整える薬、ある人には皮膚表面の熱を下げる働きの薬、また別の人には血のめぐりをよくする薬、というように、その人に合ったものを選択する治療法です。乳幼児からでも使えます。
また鍼灸ですが、こどもには鍼を刺すことなくツボや経絡を刺激したり温めたりするだけの痛くない方法を用いていますので、痛いのではないかというご心配はいりません。
 

Q


幼稚園に通っている男の子ですが、風邪薬を飲んでも鼻水がなかなか止まりません。こんな小さなこどもにも花粉症ってあるんでしょうか?
 

A


花粉症は春先の杉が有名ですが、夏にも秋にも起こります。症状としては、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどで、ひどくなると微熱が出たり身体全体がだるくなって、気力がなくなり勉強や家事ができなくなることもあります。
春先に、目をこする症状があって、透明で水のような鼻水が見られるようなら、杉花粉症も考えられます。かつては大人の病気と考えられていましたが、近年発症年齢が下がってきており、わたしも2歳での花粉症を見ました。皮膚テストや血液検査で確認してもらうことをお薦めいたします。
治療には、アレルギーの発症を予防する「抗アレルギー薬」というくすりや、点鼻、点眼薬、漢方薬などがあります。重症の人にはホルモン注射がありますが、一般的ではありませんし、すすめられません。
 

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